[弟の両手に、拳を包まれ。慈しむような、何処か覚悟を決めたような笑顔を返す。――そして] つーかな…… 良いかディーク、なんかあったら兄ちゃんに言うんだぞ? お前は昔から隙が多いっつーか、信じやすいっつーか この城にいるのはEsの奴らも含めて、 一筋縄じゃいかない奴らばっかというか……[心配性を超えて、過保護な兄だった]