[>>400 シロウについて、自己紹介をする。
士官学校卒業生に見せる、悪い教官見本だなと苦笑いが浮かびそうになるのを堪え、敬礼し。]
公国情報部局員
此度、ジャン局長の命により公国に帰参致しました。
外国兵のスーリヤ・クロイツ・ウーツのおかげで、生きて閣下らにお目通り適いました。
新たな命令がありましたら、何なりとお申し付けください。
[あまりにも公国軍事情に疎いので、入室する前に、簡単に衛兵にえらい人事情を教えてもらっていたが――分かってはいたが、彼らもすごい貴族の師弟だったのだなー、という眼差しで、旧友らをつい見てしまったのは致し方ないだろう**]