わぁ、ありがと。…って、チャーシューと煮卵まで乗ってる!いいの?[差し出された小鉢に手を伸ばし、そこに視線を落として驚きの声を上げる。途中で自分の丼に視線が向かっていたから、そこまでは把握していなかった。いい、と言われたら綺麗に盛り付けられた小鉢を素直に受け取る事にして。それから黒い匙をつかって丼を掬ってみる。具で隠れていたご飯には黒米が入っていて。]…あーん?[言いながら、匙を玲緒に向けてみる。生湯葉と肉そぼろが楽しめるようにと、掬う場所を工夫してみた。]