『氷の槍が主に当たれば、ダメージは深刻だ。 この吹雪がいつもより辛いように。 永莉斗。 我の声は聴こえているか? 動けぬ主は、ほれ、唇も真っ青で今にも凍え死にそうよ。』……[唇を噛み、楠が向かう先は白纏う男。]