……。
[閑散とした空間に取り残されたのは、君と僕。
目が合って、ウィンクを投げられる>>395と、僕はプッと軽く吹き出した]
やぁ、お互い商売上がったりだね……?
[お互い手にしているものが、似たような生業だろうと予想しつつ、──互いにこの場で稼ぐつもりではなかったにせよ──茶目っ気を少し込めて返してみる]
僕はセルウィン。見ての通り楽師だ。
この船のステージで時々歌っている。
君は、……曲芸師?ステージでは一緒になったこと、ないよね。
[長らくこの船に乗り続けているにせよ、広い内部では一度もすれ違わずに過ごす事も多い。彼女もそのうちの一人かな、などと思いつつ。*]