それほど虐殺料理を希望するのなら、 二人の夕食は腕によりをかけてやろう。 楽しみにしているといい。[ふつふつと暗い炎を瞳に宿し、ぼそりとつぶやいた。新たに訪れたゲルトには軽く手を挙げて] やあ、ゲルト。 そこの台車にスープの鍋とオットーのパンがある。 腹が減っているなら、適当に食べてくれ。[あご先でんっと台車の方を示し、とっくに食事を終えている自分は紅茶をカップに注ぎ口をつけた]