[安堵からエレオを抱きしめると、彼女も私を抱き返してくれました>>422。
でも、彼女の手も少し震えていて。
多くのドロイドと戦ってきたであろう彼女も、同じように怖い、辛い思いをしてきたのだろうと改めて現実を感じました。]
ありがとう……でも、エレオだって頑張ったでしょう?
[友人の言葉はとても嬉しく、抱きしめている体は温かく、気を抜けば瞳が潤みそうだったので、不自然にならないよう、抱きしめていた腕をそっと離しました。
サシャさんの紹介をすると、どうやらお客さんとして既に会っていたようでした>>423。
隣にいるサシャさんに「エレオの料理美味しかったでしょう」と自分のことのように自慢をしながら。]
大丈夫、きっとすぐに再開できるって。
私だってエレオの料理食べない日があると落ち着かないから。
今日だって、あの後食べに行く予定だったのに。
[気休めで「すぐに再開できる」と言ってしまいましたが。
この願望は果たして天に届くのでしょうか。*]