[ごう、と。吹き荒れていた吹雪が、唐突に止んでしまいます。奇しくも、少女の声が聞こえたその瞬間に>>503赤爪につながっていた糸は消え、傀儡の唇からは重たいため息。]……この程度で、倒れてしまうようないきものなのですか。[冷ややかな金色の眼は、少女ではなく、アヴェのいた場所に。]