そろそろ驚きも品切れになりそうだな。[散っていった粒子が集い、ふよふよと浮遊している宝珠が目の前に出でたのをみて肩を竦める。なんとなく、大事なものな気がするそれを手に掴むと]やる。礼の変わりだ。[名は知らぬがおそらく自分たちと同じ境遇の何かだろう娘へと宝珠を投げて渡した*]