人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


鷹の眼 イングリッド

[どこからか手元に舞い戻ってきた鷹を撫でながら、すっと後ろに下がるべリアンに問う。
この魔導師にそんな声かけをすることなど、イングリッドにしては珍しい。]

 まぁいいわ。
 ――せいぜい、背中に気をつけることね。

[冷たく言い放って、背を向ける。]

 笛はそのまま持ってなさい。
 私が命じなくても、鷹は言うことを聞くから。

(506) 2014/04/01(Tue) 23:42:31

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