人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


特務大佐 シロウ

― 自白たいむ ―

[暗殺事件の笑い声が耳に残っているという声>>485
平和への理想があったとは感じられなかった、と言われて。肩を竦め自嘲の笑みを浮かべた]

 あったんだよ。あれでも。
 少なくとも、軍務大臣を仕留めた時点ではまだ。

 曽祖父さんに似たらしいが、血に酔いやすい体質でな。
 ………一度箍が外れると、護衛対象や仲間以外に動く者が視界からいなくなるか、何らかの衝撃で理性を取り戻すまで、笑いながら殺し続ける。

 だから、実際に手掛けた暗殺任務はそう多くない。
 悪目立ちするからな。

[自分自身、嫌悪している性癖。

正確には、「護衛対象」として自己暗示で植え付けた相手以外は、友軍だろうがなんだろうが皆殺しにするのだが。
先日の戦場では、『公国軍の軍服を着ている者全てが護衛対象』として認識しておいたので、同士討ちだけは避けられた。

大公暗殺事件の時に、大公だけを最後に残して先に護衛そのほかを皆殺しにしたのは、最初に大公を護衛対象として一度自己暗示をかけておき、正気に戻ったところでその自己暗示を解いたからだ]

(506) 2013/06/18(Tue) 20:07:24

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