人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

― シュビト中央広場付近 ―

[逡巡の結果、男は後少しだけ騒乱の周囲へと近づく事を決めた。
勿論、フードで顔と身形を隠すだけでは、何時貴族の者と発覚するか知れない危険性は高いが、付近で王府軍との抗争や、その周囲で隠れ潜む何かがいればそれらを探すに越した事は無い]

 …どうやら既に王府軍にも死者が出ている様だな。
 …全く、愚か者め。

[軽く聴くとその言葉は暴徒に向けられた言葉にも思えるだろうが]

 鎮圧するならば無為な問答など不要。
 錬度不足な暴徒の大半など、有無問わず盾で押し込めば済む物を。

[既に死んだらしい兵を率いていた者は、余り有能で無かった様だ。
呆れと落胆を浮かべながら、中央広場を遠巻きに窺いながら、周囲の路地を渡り続けていると]

(502) 2015/03/09(Mon) 01:31:36

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby