なんだ。この状況を前向きに捉えているのかと思いましたが…[血液を摂取する、とはどういう事か。彼もその辺りの線を越えるのが怖いのだろうか。>>491]怖い。うん…怖いです。[完全に人で無くなる事が。]―――…すみません。少し、落ち着いて来ます。考えれば考える程、怖くなって…。[小間使いは大人しく傍に控えてはいるが、今の会話を聞いてどのように感じたのだろう。そんな事を思いながら、青年へ一旦の別れを切り出した。]