[アナウンス>>#7が終わると同時に
過剰な重力と、身体を灼く熱を感じた>>#8
咄嗟に窓の方に視線を送れば、
窓からは眩く光るギムレーの姿。]
どんな結末も受け入れるって言ったばかりだけど、
やっぱり死ぬのは怖い…な……。
[涙を浮かべながら悲しそうに笑う。
尤も、涙もこの熱ですぐに乾いてしまったのだけれども。
私は体が恐怖で震えるのを感じながらも、
必死に足に力を籠めて、
倒れそうになる体を必死に窓の方へと寄せる。
眼前に映るのは、眼さえ潰してしまいそうなほどに煌めくギムレー。
もうすぐ私という存在は燃え尽きて終わるだろう。
自分の終わりを自覚して、
走馬灯のようにこれまでの事を振り返った。]