[二日酔いも吹っ飛んだことを聞けば>>419多少ほっとしましたが、次に聞いた足のことを聞けば。
思わずその場でしゃがみ込み、彼の足をじっと見つめ]
え、足、悪かったのですか……!?
[私は今まで、彼の足が悪かったこと、右足が義足だったことを知らなかったのです。
知っていれば、恐らく私は緊急事態発生時に医務室を離れることなく、彼に戦わせることはしなかったでしょう。
見た感じ、問題なく歩けていそうに見えたのが幸いでした。
ふと『先程の約束』の話が出ると、彼なりに私に気を遣って下さっているのだろうと。
嬉しかった反面、ほんの僅か申し訳なさを感じました。
勿論、それを表に出すことはせず。]
そうですね……シメオンさんの体調が良いとき、船が落ち着いている時にでも是非!
楽しみにしていますからね。絶対ですよ?
その為にも、ゆっくり休むことは大事ですからね。
[結局のところ、彼もあの後録に休めていなかったのでしょう。
彼が何処かへ行こうとしたのなら、私は何時ものように『無茶しないで下さい!』と、口を酸っぱくさせて言っていることでしょう。*]