──あ、ありがとう、ございます。[歌声が好きだと言われ、純粋に嬉しくなった。天幕を辞すガートルードに涙の跡を残しながらも頑張って浮かべた笑みを向ける。感謝には歌声を気に入ってくれたことだけでなく、泣いていた自分を否定せずに居てくれたことも含まれていた*]