だが、ラウエンブルク大佐はどう判断されるか。このままでは、まともな報告もできないな。少しここで頭を冷やしてから行こうと思う。ああ、貴官まで付き合うことはない。後で誰か手の空いたのがいれば寄越してくれたら……。[傷こそ生きるのに問題はないが、肉体的疲労も軽くはなく。瞼を閉じると、それこそ無防備に意識が一時遮断された*]