人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


領主 ファミル

[答えれば、そこで扉が開き、一度会話は途切れた。室内にこうばしい香りが立ち、会話の再会までには少しの時間があった。]

 
 私が海にいたい理由はな。
 一考に価しない程、くだらないぞ。

[湯気が前髪に触れる。私情だからな。と添えて、親しんだ香りに目を眇める。]

 平和裏に海峡が開放されること望む声が、
 戦斧の力に頼み縋りこの海峡を閉じる、
 首脳部の石頭にまるで届かなかったことが

 … 悔しいと、それだけの話だからな。

(496) 2015/11/05(Thu) 00:23:06

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