人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


巫女姫 シルキー

― 5年前のある日・ベルサリス学館 ―

…ん。此の学館の生徒の熱意は高い。
けれど一歩間違えばこれ、危険を伴うかもしれない―――ですね。

[その“声”で、独り言を呟くのが
学館でのキールの癖になっていた。

昔から使えた“声”だが、何せ届く相手が居ない。
つまりは決して聞き耳を立てられない心の声なのだ!と解釈していた。
神殿と違い、身分を隠して勉強している学館では色々と気が抜けない。
ゆえに、思考を吐露する此の捌け口は何かと便利だったのだ]

(496) 2015/03/09(Mon) 01:26:21

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