レアいとこ引いたなあ。 草木も眠る丑三つ時。 人気の無い議場で向かい合う2人の人影が有った。「さて、ローランド。僕は君の柔和な笑顔を失うのが惜しい。」 コンラートは言い募るも、ローランドから応えは、無い。(だって彼忙しいのか寡黙だから。)「ひとつだけでいいから。僕の願いを聞いてはくれぬか?」 コンラートは言葉の無い彼に構わず詰め寄った。「エピに顔出してくれ。みんな待ってるぜ!」