人狼物語−薔薇の下国

263 修学旅行試験


高殿 幸久 フェリクス

 俺とて思い当たる場所は無い。
 ―――…いや、紅い糸と云う話なら、無くはないが。

[此方にお鉢を回す妹に、無罪を主張して首を左右。>>469
されど、不意に口にしてみるのは呪いと言うよりおまじないの領分。
まさか、此処で清めに祓った代物の後押しとは思えぬが、
そうであるなら、二人で解かねば意味がないと言うのも頷ける。]

 ……男二人で十分むさ苦しい中に、俺まで混じって如何する。
 その手の担当は二人で十分だろう。
 夕焼けの中で殴りあうスポ根めいた精神は持ち合わせていない。

[あの二人が持っているかは甚だ疑問だが、あっさりと返して、
取り出されるスマホには、僅か眸を揺らす反応。]

(493) 2014/10/25(Sat) 18:52:28

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