[簡単な名前のみの自己紹介に返ってきた丁寧な挨拶>>486に、ああそういうべきだったかと瞬時慌てる]
ええと。吸血鬼…?
[彼女の言葉に、あの日自分と同僚達、数多の生徒達を襲った闇>>243>>244の正体が吸血鬼であったことを知る]
あまり、覚えてない。学校に、いたら。よく分からないモノがきて…皆が順番に倒れていって。俺も襲われたと思うんだけど…そこからの記憶がない。
次に気がついたら
[認識に沿って説明していくけれど、どこまで通じるかが分からなくて難しい顔になる。これが彼女が聞きたいことなのかはよく分からない]
………。
あの時…俺も襲われたと、思うんだけど。なんで俺無事なんだろう…
[最後の呟きは小さくて、離れた位置にいた黒い肌の青年>>470までは届いたかどうか。
不安も、ある。あの時のあまい香り――>>264
けれど他人の血をあまく感じたなどとは言いたくなくて、口を閉ざした]