人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 ソマリ

[弓の弦が死の音の様に奏でられ、四方は槍が囲う。そして男が近づく]

 例え間諜と云えども安心しろ。
 亡骸の扱いを心得る程度の良心は私にもある。

 …名を聴こう。 それが貴様の最期だ、有能な戦士よ。

[親衛を連れながらも、男は最期に、前へと出た。
当然ながら指揮官としては愚策とも云えるが。既に己を殺しうる余力も残されていないその者を、自らの手で葬るせめての餞のつもりで、右腕の剣が煌き]

(492) 2015/03/14(Sat) 03:14:32

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