人狼物語−薔薇の下国

282 ルー・ガルー OROCHI 2 〜グラサガ合流編〜 


提督 ゲルト


 こんなことなら私も、ちゃんと正装してくれば良かったのですが。


[ドレスでなくても美しい、
なんて気の利いた台詞は生憎浮かばなかった。

曲に乗せ、ステップを踏む。
軽やかさ、優雅さは望むべくもなかったが、
ただ思い描くのは星の海を行く船の姿。

時に激しく、時に大胆に変化するそらを征くように
彼女の動きの流れを読み、その先を行くよう身体を動かす。
長いような短いような一曲が終わったそのとき、前にいたのは─── 1(10x1)]

(490) 2014/12/07(Sun) 22:25:19

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