人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

― 屍鬼隊内別働隊 ―

[ テオドールは徒歩。ベリアンは輿の上。
 普段は許されない不敬だが、今は構わないと伝えてある。
 ここに、ベリアンより上の階級の者が居ると、わざわざ知らせることはない。
 様々な服装、姿かたちの人間や魔物の中へ、せっかく紛れ込んでいるのだ。 ]

 忌避剤は良くやってくれた。
 開封させた従卒が、半泣きになっていたぞ。

[ 視線を上げてベリアンを見て、笑う。 ]

 お前自身の分は取ってあるだろうな?
 いつでも使えるようにしておけ。

[ そして、真剣な様子で言う。 ]

 お前を害する可能性の高い者は、先手を打ったが>>0:366>>0:368
 それも万全ではない。
 お前はこれから先も必要だ。注意は怠るな。

(490) 2014/03/30(Sun) 16:48:41

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