[ そこまで話し、クレステッドの反応をどう受け止めたところか…… ]
う! ぐ………………!
[ 再び、例の頭痛が襲う。 ]
(あまりに………早すぎる…………!)
[ しかし今回は用心ができていた。
懐から専用の薬――鎮静剤を取り出すと、どうにかそれを飲み下す。
少しずつひいてゆく痛み。
呼吸も落ち着いてくる。
メディ・コ・ナノが強制麻酔をかけることもなかった。
しかし……… ]
(………曲が…………………またあの曲のことが……………
頭を………………………
やはり
ナニかが、おかしい……………)
[ 過去の記憶とともに、現在の違和感を、訴える。 ]*