[首に掛かっていた鎖は二本。ひとつは元の世界――神に呼び出される前、生まれ育った村で、洗礼を受けた時に牧師である父から授かったもの。ひとつはお守りだと渡された、きらきらと光る金色の硬貨。迷うことなくただひとつの、生まれ故郷からの持ち物を引き千切る] わたしは…あなたがいるなら…っ[金貨の神の神力>>480に被せるよう、鍵に向かって聖印を投げつけた16(20x1)**]