[返ってきた快諾に小さく笑んで、ソファの隣にそっと腰を下ろす>>472]
ダーフィトね。
私は、アイリス…、初めまして。
[口に仕掛けたファミリーネームを呑み込み、代わりに場違いな挨拶を付け加える]
あいにく、私もよくは知らないのだけれど……
どうも、年嵩の吸血鬼達が構成する組織のようよ。
ダーフィトは……どこまで、覚えているの?
貴方に、起きたことを。
[自分の説明が滑稽に思えて、少し顔を顰める。
ダーフィトの穏やかな物腰は、場にそぐわぬ気がして。
何処まで境遇を把握しているのだろうかと、躊躇いがちに尋ねる]