[稚拙な、と自分では思った告白。シェットラントはそれを、冷静な計算ではなく、感情にかけて検討してくれたかに見えた。唖然とし、驚愕し、失笑し──彼のこんな百面相を見るのは一種の奇跡だ──剣を握り水晶を握るその手が、軽やかに、だが揺るぎなく肩に置かれる。] ああ、 おまえがいれば[挑むことが好きだった。その最初の対象は、最初の理由、最初の方法も──シェットラントだったと、いつか気づくだろうか。]