人狼物語−薔薇の下国

282 ルー・ガルー OROCHI 2 〜グラサガ合流編〜 


《奈落の書》の運び手 ベリアン

[稚拙な、と自分では思った告白。
シェットラントはそれを、冷静な計算ではなく、感情にかけて検討してくれたかに見えた。

唖然とし、驚愕し、失笑し──彼のこんな百面相を見るのは一種の奇跡だ──剣を握り水晶を握るその手が、軽やかに、だが揺るぎなく肩に置かれる。]


 ああ、 おまえがいれば


[挑むことが好きだった。
その最初の対象は、最初の理由、最初の方法も──シェットラントだったと、いつか気づくだろうか。]

(485) 2014/12/15(Mon) 23:53:45 (enju)

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