……ああ、思い出した。お前の事も、わたしの事も。ここに来た理由も、…間際の、戦争が終わった事も。[話題を変えられるとまだ睨みはしたが、事実を肯定として返し頷く。]わたしはグリヴ。シュテルンという役割を全うする4人のうちの一人で、…いつかお前の所に帰る女だ。[そう告げ、傍らで少しだけ笑みながら見上げた。晴れやかな笑みにならなかったのは、戻れば死ぬことと、賭け事の事が頭の隅に残っていたからだった**]