>>480[どうぞ、と差し出された手に機嫌を良くして]綺麗な手じゃない、なんて。うそつき。[綺麗ですよ。と微笑んで、にぎにぎと彼の手を握りしめたり、手の大きさを比べて]わっ おっきいです。それにごつごつしてて、職人さんの手みたい[ふふふっと楽しそうに笑う。肉級のように柔らかければ、という言葉には、うーん…と暫く考え込んで彼の右手を自分の頬にあて]あったかい…私は、タクマさんの手、好きです。[すりすりと掌に頬を擦り寄せた]