人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


貴族 クレメンス

― クレメンス軍・本陣 ―

[すでに後退を始めていた、アレイゼルの突撃隊に、左右に別れていた槍持ち歩兵と、騎兵の一団が襲いかかる。
轟音に怯みながらも、背を向けて逃げ出す兵は一人も無く、アレイゼル軍は、中央を下げつつ、両翼が援護を放つ形で、横列陣を維持している]

さすが、と言うしかないな。

[一度開けられた中央には、最後尾に居た騎兵50と歩兵200が詰めて再び防御を固め、その間にライフル隊は第二射の為の弾丸込めを急ぐ。

つまりこの陣は数度しか使えない。使い捨ての陣形ということだ]

もう少し、混乱してくれねば困るな。

[ 勝手な事を言いながら、男はちらりと背後を見やる。

オプティモの街の東と西の門からほぼ同時に飛び出した、50名から成る遊撃2隊が、早駆けに駆けて、戦場を迂回しアレイゼル軍の背後を目指している事に、気付いた者はあるか// ]

(483) 2015/03/16(Mon) 00:03:06

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