人狼物語−薔薇の下国

238 奪還試験


闇の精霊 ルートヴィヒ


 貴女を荷物などと感じたことなど、生涯一度も。
 ―――…無事でなければ、対応も違えたでしょうが。

[ひそりと続けた言の葉は、僅かな冷気を孕む。
しかし、夫に健気な信を寄せる声には微笑んで応じた。]

 勿論、我が愛妻を戯れでも侵して良いのは私だけ。

[穏やかに告げる語は、性質に基づく傲慢さが見え隠れ。
顎を引いて、彼女の唇を恭しく賜り。]

(483) 2014/08/20(Wed) 01:23:56

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