どうせならあいつが指揮官ならよかったのにな。今度こそ決着をつけてやれたのに。[卒業式が終わった後。寮対抗も引き分けに終わり、やはり直接対決が運命だったとでもいうように、ジェフロイと対峙した。おかげで、肋骨を何本か折った状態で公国に戻る羽目になったのだが、まだどちらが上かは決着がついていない。そう思っていた]