おいおい、クララ忘れたの? 本に出てくる雪の聖霊は、雰囲気クールびゅぅていなおね――[突飛な思いつきの様に、あの男が雪の聖霊かもなんて口にしたクララ>>456。冗談と捉えて、混ぜ返す様に茶化そうとして、然し手を止めた] ……… ……… ………後数年は誤魔化せるかな。なんて考えてたけど。 この状況で、騙す様な隠し事は、こいつにもアンフェアだよな………。[その瞳を注いだ先は、この村でも、唯ひとり。純粋にも、自分を雪の聖霊と信じてるだろう、少女へと]