人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


死霊魔導士 ベリアン

[即座には仕掛けてくる様子がない。
案外と遠い場所にいるのかも知れなかった。

その距離で探知を成功させる相手であれば、手練であることを認めざるを得ない。
安閑としている余裕はなかった。]


  「虚ろな棺」…っ!


[惜しまず緊急回避の切り札をきる。

魔法陣を囲んでいた屍鬼たちが紫の炎柱となって燃え上がった。
七芒星の配置。

それを身代わりの囮に、身を翻して魔法陣から駆け出す。]

(481) 2014/04/01(Tue) 23:16:46

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