人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


帝国軍 少尉 ミリアム

[弾丸は辛くも複葉機のどこにも当たらず、上手くどこぞへ飛び去ったようでした。
指示を待つ間に撃沈でもさせたらコトですから、私は細めていた目を開けて肉眼で複葉機へと視線を遣ります。
損傷、なし。>>467
相手方は威嚇にやきもきしているか、それとも恐れ戦いているか。残念ながらそこまで知ることは叶いませんでしたが。]

 反撃も…なし。
 こちらの様子見に来たというところでしょうか。

[距離からして大して離れてはいない上空。
反撃の気があるのなら疾うにしているはず。
それなのにこちらの威嚇にも応じない、となれば、]

 余程、操縦に自信があるのか、それともお馬鹿さんなのか。
 …ああいえ、偵察に後者は寄越さないでしょうし、前者かな?

[微笑いながら、そう嘯いて、高度の下がり始めた機体をつぶさに視ていました。少しでも妙な動きをすれば銃口が火を吹くように。
速度のある直線軌道>>468に対応するには些か風が強く、相手の接近があったとしても的確に機体を射抜くには及ばなかったでしょう。]

(480) 2015/11/04(Wed) 23:56:45

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby