―貴船川―
[聖前と共に神社を回り込んで、川へと下りる。
貴船川の紅葉はまだもう少し先か、他に辺りに人の姿はなく。
ここならば、ゆっくりと彼の話が聞けるだろう。]
……たった3qなんて、本当に短いんだな…。
川床は、今度来た時の楽しみにしよう。
[彼の隣に同じく座った後は。聖前の言葉に相づちをうちながら、少しいつもと違う空気にそわそわとして。
受け答えがどこかうわの空。
>>434二人で話したいという言葉に、無言で肯いてその先を促す。
彼が何を言うのか想像できずに、思わず緊張でこくりと喉がなった。]