そう言えば、あれからの付き合いでしたっけねぇ。[昔のことを思いだし、くすりと笑う。いつの間にか彼に位を抜かされて。あんなに立派になっていた。それと同時に、死のことも受け入れているように思えてしまい、いたたまれない気持ちになる。]……あの時貴方が感じたのと同じ思いを、誰かにさせないでくださいね。[彼だけではない、彼と同じ様に受け入れている軍人全員に向けてそう小さく呟いた。]―回想終了―