― 魔王城付近 ―ツヴィン![思い出した愛称を呼びながら、馬から落ちた男の元へと膝をつき身を案じた。助け起こそうと、様子を見ながらその背に手を回し肩を貸そうと。]大丈夫か?何で…[先ほどの一閃におかしな事はなかった。バランスも、崩した様子も見られなかったのにと。思い当たるのはひとつだけ。]