[頭に思い描いた金髪の誰かさん。その傍には黒髪の彼。この数日で見かける頻度がぐんと上がった一揃いの絵面に、ふと連想した約束] …あ、そだ。 約束がもう一つ残ってた。[兄に肩を抱かれつつ、マイペースにスマホを取り出し、『皇』で検索を掛ける。互いに勉学面で解らないことがあれば教え合おうと交換して以来、使う機会はそう多くなかったアドレス>>205人当たり良く物腰柔らかな彼であればこそ、兄の被害が及ぶのが心配だったという理由が大きいが]