[魂が異質の力に…炙られて、息が苦しい。ただそれは厭な辛さではなくて、寧ろどこか、恍惚感を伴うものだ。 …、そう。 癒され、魔力が満たされてゆく感覚――…己の魂に刻まれたギィの欠片から、当の本人が得た瘴気>>419が力に変換されて流れこんでいるなど魔女が知りよう筈もない]