お前におかしくされるくらいなら 龍にでも蛇にでも喰われてやった方が マシだ。 離せ、……って、ば……。[ 口だけは達者であるが先程の口づけのせいで 碌に力も入らない。 せめて目を背けたくて右手が両眼を覆おうと ぎこちなく動いた。 ]*