[あーこれはあかんやつです。間違いなく殺す気マンマンです。
間違いなく駄目です、詰んだ、逃げられない。
なんでかその一歩がものすごーく威圧感たっぷり>>463で、背後の喧騒をちらと一瞥したのみ。
今、簡単に使えるものと言えば。
酸と、炎と、それだけか。もっと準備しておけば良かった……が、
使う事も考えれば、ここまでがギリギリだった、ともいえる。
そそーっと宝石を漁る指に触れたのは、炎を込めたルビー。魔力を通す時間を稼がねば。]
…………ちょ、ちょーーっと、待った!
騎士団様の中に、ソマリアランつーのが居るだろ、
あいつとっとと逃がしてやれよな。
[友達なんです風で見逃してくれる雰囲気でもないが、虚を突ければそれでよい。]