人狼物語−薔薇の下国

238 奪還試験


闇の精霊 ルートヴィヒ


 喜んで、我が君。

[破顔に綻んだ眼差しと、彼女ばかりに向ける柔らかな声。>>455
一度、腰を折るように上体を倒し、両腕に掬い上げる肢体。
純白の外套で包んだ妻を横抱き、裾は生温い風に玩ばれる。]

 ―――…このまま連れ帰りたいところですが、生憎、異界門ゲートを塞がれてしまいました。
 広域に結界アンカーを打って、広域陣を描けば突破も出来るかもしれませんが――…、何分、魔界には慣れていないもので。

[残念そうな口振りで彼女に現状を語るが、
その顔からは笑みが消えず。]

(467) 2014/08/20(Wed) 00:42:17

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