[もう少しで亜神のところへたどり着こうというところへ上空から緑の影が差す。火花散らしてエレオノーレが迎撃するのを横目に、一切の逡巡なく側を駆け抜けた。]またあとでな。先に帰っても、食いつくしてるんじゃねーぞ![投げて寄越すのは軽口。ダーフィトのおいしいものが既に待っているだろう、というのは、直感というより野生の勘だった。]