[そしてカナンの部屋へと再び赴き、] カナン様、お待たせ致しました。 巫女姫のご好意により、明日、会われる事になりました。 カナン様、ご準備を宜しくお願い致します。[そう言いながら部屋のドアを開ければ、] ―――――? 何でしょう、その箱は。[>>403 絡繰り仕掛けの小箱のようなものが盆に乗せられていた。それを不思議そうに見やりながら、貴公子にそのまま不思議そうな目を向けた。きっとその正体は明日、知る事になるのだろう。楽しみだ。**]