人狼物語−薔薇の下国

13 Chant 〜あなたを失い死を知った〜 SIDE:B


特務大佐 シロウ

― 現在・士官学校跡地 ―

 呪われた身、なぁ。
 進んで呪われなくても、んなもん振りほどくって選択肢だってあるだろうに。
 ま、お前さんの人生だ、お前さんの好きにすりゃ良いんだが。

[時折説教くさくなってしまうのは、教官時代の名残か。

公爵という地位も、名門の血筋も。
使い方によって、平和のためにも戦乱のためにも利用できるだろうに――と。持たざる者からは、そう思えるのだが、そう容易くもないのだろう]

 騒がれてる頃合も何も。
 んなもん、馬走らせてた時点でとっくにだろ。

[そろそろ戻りましょうか、という声>>456には苦笑いを零し。
白馬の鬣を撫でて、リエヴルの後について城砦へと戻り行く。

途中、士官学校跡地近くの帝国の陣地に居たどこぞの少尉殿>>446からリエヴルが進言という名の小言をいただいたかもしれないが、ついてきただけの護衛は知らんぷりである]

(463) 2013/06/14(Fri) 01:09:55

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