[夕食時ともなれば、席を立つ者も増えてくる。静けさを増した司令塔だが、経路変更ともなれば、忙しく動いている者もいる。おそらくはその筆頭だろう男の前へと顔を出し、] 副長。ちゃんと飯食ってますか? 向こうに行く時間が無いってんなら、 何か届けさせてでも食べた方がいい。[自分のことはすっかり棚に上げ。] ま、こんな状況じゃ、 あれこれ気になるでしょうが……。[軽く声を潜め、ため息混じりに告げるのだった。]