[そのまま、ローランドに簡潔に戦況を伝えてゆく。] ファットリア地方では、大規模な反抗はなかった。 魔物を率いているのもオークくらいで、やはり、あまり戦略的価値がないと見られていたようだ。 南の方で集まってくれた義勇兵たちも、わたしの後を追って到着する。 工兵隊は砦の工事にとりかかっているよ。 形になれば、少ない兵でファットリアの維持はできるようになるだろう。